急性の感染症などが疑われる呼吸器、消化器、尿路症状などに対して診断治療を行います。また、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病の診断と生活指導、治療を行っています。

　日常で不安な症状がある場合は、まずはご相談ください。総合的に診察・治療を行い、当院で対応が困難な病気が疑われる場合には適切な医療機関へと紹介させていただきます。​

　緩和ケアとは、いのちに係わる病気に直面している患者さんとその家族に対して、多くの問題に対処することによって苦しみを予防し、やわらげることで生活の質を改善する取り組みや治療のことです。​

・痛みや息苦しさ、だるさや吐き気などのからだの問題​
・不安や気分の落ち込みなどのこころの問題​
・仕事や日常生活に対する不安などのさまざまな問題​

　国内では主にがんを患っている方を対象としていることが多いですが、当院ではがん患者さんはもちろん、間質性肺炎や慢性閉塞性肺疾患の終末期の患者さんにも対応しています。大切な人生の残された時間を住み慣れたご自宅でご家族とともに可能な限り有意義に、生き生きと過ごせるようサポートします。​​

　当院では自宅や施設で生活をされている患者さんで、病気やけがなどで通院が困難な場合には訪問診療を行っています。また、かかりつけの患者さんで、急な体調の変化などで来院が困難となった場合には緊急で往診も行っています。

　感染症などによる病院での面会制限の問題から、自宅療養を希望する患者・家族が増えてきております。早期退院後に自宅や施設での療養を希望されている場合や、自宅での緩和ケアをご希望の方もご相談ください。​​​

　当院では発熱外来を行っています。感染対策として、通常診療を行う１階ではなく２階で診察を行い、受診時間も一定の制限を設けて院内での感染リスクを減らすよう配慮しております。発熱がなくとも、咳や痰、咽頭痛などのかぜ症状がある場合や、吐き気・嘔吐や下痢など接触感染リスクがある患者さんも同じような対応とさせていただきます。​

※発熱外来の初診時には電話での予約をお願いいたします。​
※できるだけ自家用車で付き添いの方とおいでください。​
※当院の発熱外来web問診への入力をお願いいたします。​​​​

　ものわすれ外来では認知症について不安や悩みのある方への診療を行っています。当院は「北九州ものわすれ外来協力医療機関」に登録されています。認知症の予防には生活習慣病を予防することも重要で、高血圧症や糖尿病、脂質異常症などが認知症の発病リスクを高めることから、生活習慣病に対しても積極的に診療を行っています。​

※患者さん本人にものわすれの相談で受診する旨を必ずお伝えしてください。​
※ものわすれ外来の初診時には電話での予約をお願いいたします。​
※当院のものわすれ外来web問診への入力をお願いいたします。​​​​​

　高齢者を中心に以下のワクチン接種を行っています。また、各種健康診断にも対応しております。詳細に関してはご相談ください。​

​・肺炎球菌ワクチン：ニューモバックス（23価）、バクニュバンス（15価）​
・RSウイルスワクチン：アレックスビー​
・帯状疱疹ワクチン：シングリックス、弱毒生水痘ワクチン​
・インフルエンザワクチン​
・新型コロナウイルスワクチン​
・B型肝炎ワクチン：ビームゲン​​​​​​

　鼻からの胃カメラを行っており、検診にも対応しております。口からの胃カメラと比較してカメラ径が細いので検査中の苦痛や、えづき（のどにカメラが触れて起こるおえっという反応）が少ないです。画質も遜色なく、治療的な処置が必要な場合を除いては鼻からの胃カメラのほうがメリットが多いと考えています。​

　当院では鼻からの胃カメラを使用することで苦痛を軽減しており、鎮静剤を使用せずに検査を行っています。詳細につきましてはご相談ください。​​​​​​​